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ボクはRoccoの顔を見てしゃべりたいのですが、Roccoはボクの前では背中を向けていますし、そうでないときでもボクの横に同じ方を向いて座ります。

Roccoの一番いい顔が見られるのはボクが帰宅したときの玄関です。ボクがカギを開けて入って行くとRoccoは身体が揺れるぐらいにシッポを振ってほとんどフセになるぐらいにかがんでボクに近づいてきます。

ボクはカバンを置いてRoccoを抱き上げて部屋に入って行きます。Roccoの背中を何度もさすります。そして部屋の中でRoccoを降ろします。カバンだけは取りに戻りますが、しばしば玄関のロックを忘れます。翌朝ビックリです。

最近はボク自身が落ち込んでいることが多いので、Roccoもおとなしくボクの横に座っていることが多いです。

いろんな偶然が重なりRoccoを家族に迎えましたから、運命の出会いだと思っています。そのことはボクに「今は元気な年だが、Roccoを最期まで見届ける義務があるよ」と言われているようです。落ち込んでいる場合ではないよと思うようにしています。

Roccoがボクを見て、なにか言いたいことがあるようです。遊びたいのかも知れません。